葛西侑人のブログ

会社員|営業職|事業家集団で学びながら、ビジネスと自己成長を探求中|20代目線で、事業や営業の学びを発信しています|#起業 #経営

1日300円生活の僕が、それでも「今が最高」と思えた理由

はじめまして。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、6月に法人を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


事業家集団に入って1年目、僕は1食100円、1日300円で生活していました。

おにぎり、パン、カップラーメン。スーパーで賞味期限が近くなって値引きされているものを、100円以内で選んで買う。それが毎回の食事でした。

今思えば、かなり極端な生活です。

でも当時の僕は、それを「つらい」とはあまり感じていませんでした。むしろ、楽しんでいた部分すらあります。

今回は、短期的な苦しさより長期的なリターンを信じた、あの1年間についてお話しします。

 

 


1. 1食100円。1年目のリアルな生活

事業家集団に入って1年目、僕の生活はかなり切り詰めたものでした。

食事は、1食100円以内。おにぎり、パン、カップラーメンのどれかを、炭水化物でエネルギー補給するという感覚で食べていました。

スーパーに行くと、賞味期限が近づいて値引きされているコーナーを真っ先にチェックする。100円以内のものを選んで買う。これが日課でした。

水は水道水で十分。ペットボトルの水を買うという発想すら、ありませんでした。

生活費のほとんどを、自己投資に回していたからです。

セミナー、書籍、先輩との会食——事業を学ぶために必要なものにお金を使い、それ以外は徹底的に削る。会社員としての給料を得ながらも、手元に残るお金はわずかでした。


2. なぜそこまでして、自己投資にお金を回したのか

「なぜそこまでするのか」と聞かれることがあります。

理由はシンプルです。

「今の苦しさより、将来のリターンを信じていた」からです。

事業家集団で出会った先輩たちは、僕より少し前に同じ道を通ってきた人たちでした。彼らが今、事業で成果を出し、理想の生活を送っている姿を、僕は間近で見ていました。

「この人たちも、きっと同じような時期があったはずだ」

そう思うと、目の前の食費を削ることが、そこまで苦にならなかった。

「先輩の姿を見て、いずれ回収できると確信していた」のです。

そして、——「成功することしか考えていませんでした。」

失敗するかもしれない、という発想が、そもそも頭になかった。今振り返ると、少し無謀だったのかもしれません。でも、その確信があったからこそ、食費を削ることに迷いがなかったのだと思います。


3. 「今が最高」と思えた理由

ここまで読むと、「かなり厳しい生活だったんだな」と思われるかもしれません。

でも、正直に言うと、当時の僕は「今が最高」と思っていました。

なぜなら、「ゲームのように楽しんでいた」からです。

限られたお金の中で、どうやって自己投資の効果を最大化するか。どうやって生活費を切り詰めながら、学びの機会を確保するか。それを工夫すること自体が、ある種のゲーム攻略のような感覚でした。

「今日はこの本を読んで、こんな学びがあった」「この先輩の話を聞いて、視点が変わった」——毎日、何かしらの発見や成長があった。

お金がないことよりも、成長している実感の方が、圧倒的に大きかったのです。

会社員時代、決まった給料をもらいながら、代わり映えのない日々を過ごしていたときより、1食100円の生活の方が、はるかに充実していました。


4. 短期の損より、長期の価値を選ぶという原則

事業家集団で学んだ経営者視点の一つに、こういう原則があります。

「短期的な損を恐れて動かない人は、長期的な価値を得られない」

1食100円の生活は、短期的に見れば「損」に見えます。栄養バランスも悪いし、生活の質も下がる。周りから見れば、明らかに無理をしている生活です。

でも、長期的な視点で見れば、あの1年間の自己投資が、今の事業所得35万円・法人設立・独立というリターンにつながっています。

短期の快適さを取るか、長期の価値を取るか。

この選択を迫られたとき、多くの人は短期の快適さを選びます。それは自然なことです。今日の食事を我慢するより、今日を快適に過ごしたいと思うのは当たり前だからです。

でも、大きなリターンは、たいてい短期的な我慢の先にあります。


5. 焦らなくなった、という変化

1年目のあの生活を経験してから、もう一つ大きく変わったことがあります。

焦らなくなったことです。

以前の僕は、何をやるにも「早く結果を出さなきゃ」と焦っていました。会社員時代も、事業を始めた直後も、すぐに成果が出ないと不安になっていました。

でも、1食100円で1年間を過ごし、その先にリターンが訪れる経験をしてから、時間軸への感覚が変わりました。

「今すぐ結果が出なくても、正しい方向に進んでいれば、いずれ回収できる」

この確信があると、目の前の小さな結果に一喜一憂しなくなります。焦って判断を誤ることも減ります。

長期的な視点を持てるようになったことが、あの1年間で得た、お金には換算できない一番の資産かもしれません。


6. あの1年間があったから、今がある

今、事業所得35万円を達成し、会社員を卒業し、法人を設立して経営者として活動しています。

この結果は、あの1食100円の生活の延長線上にあります。

もしあのとき、短期的な快適さを優先して自己投資をやめていたら、今の自分はいなかったと思います。

正直、今振り返っても「よくあそこまでやったな」と思います。でも、後悔は一切ありません。

あの苦しさを、僕は「今が最高」だと思って過ごしていました。

それは、目の前の苦しさより、将来のリターンを信じていたから。そして何より、成長している実感を、ゲームのように楽しんでいたからです。


もし今、何かに挑戦していて、短期的な苦しさを感じている人がいるなら、伝えたいことがあります。

短期的な損は、長期的な価値の入場料かもしれません。

焦らず、今の努力が将来どんな形で返ってくるかを信じて、進んでみてください。


よくある質問(FAQ)

Q1. 自己投資のために生活費を極端に削るのはおすすめですか?

一概にはおすすめしません。健康を害するレベルの節約は避けるべきです。僕の場合は「炭水化物でエネルギー補給する」という最低限の栄養は確保しつつ、期間を区切って集中的に投資していました。無理のない範囲で、自分にとっての「短期の我慢」と「長期のリターン」のバランスを見極めることが大切です。

Q2. 短期的な損を受け入れる基準はありますか?

僕が意識しているのは、「その損が、将来の資産につながっているか」という視点です。単なる浪費ではなく、スキル・経験・人脈など、形を変えて残るものへの投資であれば、短期的な損は長期的な価値につながりやすいと感じています。

Q3. 焦らなくなるためにはどうすればいいですか?

一度でも「短期的に苦しくても、長期的にリターンが訪れる」という経験をすることが一番効果的だと思います。僕自身、1年間の自己投資期間を経て、時間軸への感覚が大きく変わりました。小さな成功体験を積み重ねることで、焦りは少しずつ減っていきます。

Q4. 事業家集団はどのようなコミュニティですか?

実際に事業をしている人たちが集まり、経営者としての在り方や原理原則を学び合うコミュニティです。僕自身、2023年6月から所属し、約3年間学び続けてきました。1年目は生活を切り詰めながら自己投資に集中する時期もありましたが、その経験が今の事業所得35万円・法人設立につながっています。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。

公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

「なぜあなたに話さなきゃいけないの?」信頼関係がない営業の末路

「営業で結果が出る信頼関係のつくり方。今日から使える、営業フロー4ステップを公開」というタイトルと現役経営者が解説というバッジが書かれたブログのバナー画像

はじめまして。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、独立後は営業代行・イベント企画・マーケティング支援を事業として運営しています。営業歴4年以上、これまで数百件の商談を経験してきました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


「ちゃんと質問して、ニーズを聞いて、提案している。なのになぜ売れないんだろう」

営業を始めたばかりの頃、僕はずっとそう思っていました。

質問の数が足りないわけでも、提案の内容が悪いわけでもなかった。決定的に欠けていたのは、「この質問はお客様のためになる」という確信でした。

今回は、売れない営業と売れる営業の本質的な違いと、僕が実践している営業フローについて、実体験をそのままお話しします。



1. 売れない営業がハマる悪循環

売れない時期の僕の商談は、こういう流れでした。

質問する。お客様の反応が冷たい。「迷惑だったかな」と感じる。次から聞くべきことでも質問できなくなる。相手のことを十分に理解しないまま提案する。当然ズレた提案になる。売れない。

そしてまた、次の商談で同じことを繰り返す。

この悪循環の起点は、「お客様の冷たい反応が怖い」という感情でした。

質問した瞬間に相手の表情が硬くなる。その反応を見て「聞いてはいけないことを聞いてしまった」と感じる。だから次から遠慮する。

でも遠慮した結果、本当の課題がわからないまま提案することになる。的外れな提案をすれば、さらに冷たい反応が返ってくる。

当時の僕は、この原因がわかりませんでした。「もっとうまく質問しなきゃ」「もっと魅力的に提案しなきゃ」とテクニックばかり磨こうとしていた。

本当の問題は、テクニックではありませんでした。


2. お客様の拒否反応の正体

転機は、事業家集団の先輩から言われた一言でした。

「よく知らない相手に課題を聞かれても、お客様は心の中でこう思っている。『なぜあなたに、自分の課題を話さなきゃいけないの?』ってな」

この言葉で、商談中に感じていた「壁」の正体がわかりました。

大切なのは、お客様が拒否反応を示す理由です。

それは「あなたを信頼していないから」ではありません。

「不要なものを買わされたくないから」です。

営業を受ける側の心理を考えれば当然です。相手が何者かわからない。なぜ自分に売ろうとしているのかわからない。実績があるのかもわからない。

その状態で「御社の課題は何ですか?」と聞かれても、答える理由がない。話した瞬間、その課題に合わせて売り込まれることが予想できるからです。

つまり、お客様は「質問そのもの」を拒否しているのではなく、「売り込みの入口としての質問」を拒否しているのです。


3. 質問できるかどうかは、テクニックではなく信念の問題

ここで、売れる営業マンと売れない営業マンの決定的な違いが見えてきます。

売れない営業マン
質問する→冷たい反応が怖い→聞けなくなる→理解不足のまま提案→ズレる

売れる営業マン
「この質問はお客様のためになる」と確信している→ためらわず聞ける→本当の課題がわかる→的確な提案ができる

違いは、テクニックではありません。

「この質問に答えてもらうことが、相手にとってプラスになる」と自分が信じているかどうかです。

自分が信じていない質問は、聞き方が弱くなります。声のトーン、表情、姿勢——全部に「聞いていいのかな」という迷いが出る。それが相手に伝わり、警戒心を高めます。

逆に「この質問は絶対に相手のためになる」と確信していれば、堂々と聞ける。その堂々とした姿勢が、相手に安心感を与えます。

では、その確信はどうやって持てるようになるのか。

答えは、質問する前に「自分が何者で、なぜここにいるのか」を相手に伝えることです。


4. 僕が実践する営業フロー4ステップ

僕が商談で必ず踏む流れをそのまま公開します。

STEP1. 自分は何者かを伝える

名前と会社名だけでなく、「どんな人間か」を伝えます。

どんな経歴で、どんな仕事をしてきて、何を大切にしているのか。相手が「この人は誰なんだろう」という状態のまま商談を進めない。

一般的な営業ノウハウでは「アイスブレイク」と呼ばれる部分ですが、天気や世間話をするだけでは意味がありません。自己開示によって、相手の警戒心を下げることが目的です。

人は、自分を開示してくれた相手に対して、自分も開示したくなります。これは心理学でいう「返報性の原理」です。

STEP2. なぜあなたに売るのかを話す

「なぜこの仕事をしているのか」「なぜあなたにこの商品を勧めたいのか」を正直に伝えます。

ここで重要なのは、利益ではなく動機を語ることです。

「売上を上げたいから」ではなく、「こういう課題を持っている方の力になりたいから」という理由を伝える。

動機が伝わると、「この人は自分に売りつけようとしているのではなく、課題を解決しようとしている」という認識に変わります。この瞬間、警戒心が大きく下がります。

STEP3. 事例を伝える

実際にどんなお客様が、どんな成果を出したかを具体的に話します。

抽象的な「効果があります」ではなく、「○○という課題を持っていた企業様が、○ヶ月でこういう変化がありました」という具体的な事例を伝える。

事例には2つの効果があります。

① 実績の証明になる
言葉だけでなく、実際の成果があることを示せます。

② 相手が自分に置き換えて考えられる
「あ、うちも似た状況かもしれない」と、相手が自分ごととして考え始めます。この時点で、相手の中に「話を聞いてみたい」という気持ちが生まれます。

STEP4. 質問する

ここで初めて、相手の話を聞きます。

STEP1〜3を踏んでいると、相手の中にこういう認識ができています。
・この人が何者かわかった
・この人がなぜ自分に話しているかわかった
・この人には実績があることがわかった

この状態であれば、「なぜあなたに話さなきゃいけないの?」という防御反応は起きません。

だから、堂々と質問できる。相手も答えてくれる。本当の課題が見えてくるのです。


5. 売る前提で聞かない。応援者として聞く

STEP4の「質問する」段階で、もう一つ大切なことがあります。

「売る前提」で聞かないことです。

「どうにかしてニーズを引き出して、提案につなげよう」という姿勢は、必ず相手に伝わります。話を聞きながら「どこで提案しようか」を考えていると、本当の意味で相手の話に集中できません。

僕が意識しているのは、「この人の課題を、本当に解決したい」という気持ちで聞くことです。

その結果、自社のサービスが合わないと判断したら、正直にそう伝えます。

「正直に言うと、今の状況だと弊社のサービスよりも○○の方が合っているかもしれません」

短期的には売上を逃すことになります。でも、正直に伝えてくれた人のことを、お客様は忘れません。

後日、状況が変わったときや別の課題が生まれたとき、真っ先に連絡が来るのは「正直に言ってくれた人」です。そして、その人が別のお客様を紹介してくれることもあります。

セールスマンである前に、相手の目標達成の一番の応援者であること。

これが、僕が営業で一番大切にしていることです。


6. 信頼関係は、営業の結果として生まれる

最後に、「信頼関係」について整理します。

よく「営業は信頼関係が大事」と言われますが、信頼関係は商談の中で意図的につくるものではありません。

正しい営業フローを踏み、応援者として向き合い続けた結果として、後から生まれるものです。

一度の商談でできるのは、「安心感を届けること」までです。
・自分が何者かを伝えて、警戒心を下げる
・動機を伝えて、売り込みではないことを示す
・事例を伝えて、実績を証明する
・その上で、相手のために質問する

この積み重ねが、時間をかけて信頼関係になっていきます。

だから、営業マンがやるべきことはシンプルです。

目の前の一件一件で、正しい順序で向き合うこと。

それを続けていれば、信頼関係は自然についてきます。


まとめ:今日から使える営業の整理

売れない営業のパターン
質問する→冷たい反応が怖い→聞くべきことを聞けない→ズレた提案→売れない

売れる営業のパターン
「この質問はお客様のためになる」という確信を持つ→ためらわず聞ける→本当の課題がわかる→的確な提案→売れる

営業フロー4ステップ
自分は何者かを伝える(経歴・価値観・どんな人間か)
なぜあなたに売るのかを話す(利益ではなく動機)
事例を伝える(具体的な成果・変化)
質問する(ここで初めて相手の話を聞く)

その上で意識すること
売る前提で聞かない。合わなければ正直に伝える。セールスマンである前に、相手の目標達成の応援者であること。

営業がうまくいかないとき、多くの人はトークスクリプトや提案資料を改善しようとします。

でも、本当に見直すべきなのは「聞く前に、自分を伝えているか」という順序かもしれません。


執筆者:葛西 侑人
26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。
公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

起業しようとして「やめとけ」と周りの人に言われたら、読んでほしいです

「やめとけと言われた。それでも僕は自分を信じることにした」というメッセージと「事業家集団 葛西侑人」の名前が書かれたブログのバナー画像

はじめまして。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、6月に法人を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


「あいつ、ビジネスの勧誘してるから気をつけろ」

高校の同級生から、そう言われていたと後から知りました。

起業を学び始めたばかりの頃の話です。周りに「やめとけ」と言われ、怪しいと噂され、それでも僕は続けることを選びました。

今回は、「やめとけ」と言われたときに何を考え、どう判断したのかを、そのままお話しします。



 

1. 「あいつの勧誘に気をつけろ」と言われていた 

2023年6月、僕は事業家集団というコミュニティに入り、起業に向けて動き始めました。

最初は周りに話していませんでした。でも、少しずつ近しい人たちに「一緒にやらないか」と声をかけるようになった。

後から知ったのですが、高校の同級生の間でこんな話が広まっていたそうです。

「葛西が怪しいビジネスの勧誘してるから気をつけろ」

正直、最初は傷つきました。自分では本気でやっていることが、そう見られていたのかと。

でも、時間が経つにつれて、冷静に考えるようになりました。


2. 本で知った「ドリームキラー」という言葉

その頃、本を読んでいて「ドリームキラー」という言葉に出会いました。

ドリームキラーとは、夢や目標に向かって動き出した人に対して、「無理だ」「やめとけ」「怪しい」と言って、その挑戦を止めようとする人のことです。

ここで大切なのは、ドリームキラーは「敵」ではないということです。

ドリームキラーは、あなたの一番近くにいる、大切な人たちです。

親、恋人、親友、会社の同期、上司——よく接している人たちです。「あなたのことは自分が一番よく知っている」という前提で、心配してアドバイスをしてくれます。危ないことをせずに幸せになってほしい、と心から思っています。

だから余計に、その言葉が刺さる。

でも、本を読んで気づいたことがありました。

今の自分をつくってきたのが、まさにそのドリームキラーの人たちだということです。

息子の収入を安定させたくて、良い大学に入れて安定した企業に就職するよう育ててくれた親。今の僕が好きで付き合っている恋人。今の僕が心地よいから一緒にいる友達。

つまり——僕が変わることで、彼らは「今の僕」というコミュニティを失ってしまうのです。

だから必死に、あの手この手で止めようとする。本人たちにその自覚はありません。あなたに幸せになってほしい、不幸になってほしくない。そう言ってきます。

でも本の言葉は違いました。ドリームキラーの本心は——

「私のために、変わらないでいてほしい」

この言葉を読んだとき、僕は初めて気づきました。

それまでの自分は、周りの人のために生きていたのだと。自分の人生を、自分で決めていなかったのだと。

自分の人生は、自分で決めようと覚悟した瞬間でした。


3. 友達に相談しても、選択肢は増えない

「やめとけ」と言われたとき、さらに広く友達に相談してみようと思ったこともありました。

でも、すぐに気づきました。

友達に相談しても、選択肢は増えない。

僕の周りにいる友達は、ほとんどが会社員でした。起業したことも、事業で稼いだことも、ほとんどの人がない。

そういう人たちに「起業を学ぼうとしているんだけど、どう思う?」と聞いたら、返ってくる答えは決まっています。

「リスクが高い」「安定した今の会社の方がいい」「怪しくないの?」

これは彼らが間違っているわけじゃない。自分の経験から、正直に答えてくれているだけです。

でも、それは解決策ではない

起業について知らない人に相談して出てくる答えは、「やめた方がいい」という方向にしかなりません。選択肢が広がることは、ありません。

相談する相手を間違えると、挑戦する前に可能性を閉じてしまいます。


4. 今のままの延長線上に、明るい未来は見えなかった

「やめとけ」という声に従うかどうかを考えたとき、もう一つ自分に問いかけたことがあります。

「今のままの延長線上に、自分が望む未来があるか?」

答えは、NOでした。

会社員として働き続けることを否定するわけじゃない。でも、当時の僕には「このまま続けていれば、いつか理想の生活になる」というイメージが、どうしても描けなかったんです。

給料は少しずつ上がるかもしれない。でも、時間も場所も、誰かに決められたまま。価値観の合う仲間と仕事ができるかどうかも、自分では選べない。

「今のままでいい」と思えるなら、「やめとけ」に従えばいい。

でも、今のままじゃ嫌だと思っているなら——「やめとけ」という言葉は、現状維持を勧めているだけです。


5. 「やめとけ」と言う人は、あなたの未来を知らない

ここで、一度冷静に考えてほしいことがあります。

「やめとけ」と言ってくれた人は、あなたのことを心配しているはずです。それは本当のことです。

でも、その人はあなたの未来を知っていますか?

挑戦した先に何があるかを、経験から語れますか?

ドリームキラーになる人の多くは、「自分が挑戦しなかった」という過去を持っています。挑戦しなかった自分を正当化するために、挑戦しようとしている人に「無理だ」と言うことがある。

これは、誰かを責めているわけじゃありません。人間として自然な反応だと思います。

でも、自分の人生を決めるのは、自分だけです。

「やめとけ」と言った人が、自分の人生の責任を取ってくれるわけじゃない。


6. 自分を信じると決めた日

「気をつけろ」と噂され、「やめとけ」と言われた僕が、それでも続けることを選んだ理由はシンプルです。

自分を信じることにしたからです。

友達に相談しても選択肢は増えない。今のままの延長線上に望む未来は見えない。だったら、自分が「これだ」と思う道を進むしかない。

事業家集団で学び始めて、最初の半年はしんどかった。ビジネスパートナーを探しても断られ続け、食費を1日100円に切り詰めた時期もありました。

でも、先輩たちはずっと本気で向き合ってくれた。

3年後、事業所得35万円を達成して会社員を卒業し、法人を設立しました。

あのとき「やめとけ」に従っていたら、今の自分はいなかった。


もしあなたが今、起業や新しい挑戦に向けて動き出そうとして「やめとけ」と言われているなら、一つだけ問いかけてほしいことがあります。

「そう言っている人は、あなたが望む人生を生きていますか?」

答えがNOなら、その言葉に従う必要はないかもしれません。


最後に。「やめとけ」と言った人たちが、今は一番の応援者になった

一つだけ、後日談をお話しします。

今の僕は、「怪しい」「やめとけ」と言っていた人たちと、とても仲が良いです。

事業がうまくいっていることを、心から喜んでくれています。「すごいね」と言ってくれています。

親には、親孝行でお祝いのご飯や旅行をする回数が増えました。

友達は「俺も何か頑張ろう」と意欲的になりました。

元会社の同僚も、僕の事業を応援しながら、自分自身のキャリアについて真剣に考え始めました。


気づいたことがあります。

僕が変わることを止めていた人たちに、僕が変わることで影響を与えていた。

僕の挑戦と成功が、周りの人をより豊かにしていくんです。

そう考えると、もっと冒険しよう、もっと本気でやろうと、気合が入ります。

「やめとけ」と言われたあの時、自分を信じることを選んで、本当に良かったと思っています。

あなたの挑戦も、きっと同じように、周りの人を豊かにしていきます。

ぜひ、「自分で」決断してください!


よくある質問(FAQ)

Q1. 周りに反対されても起業を続けるべきですか?

「続けるべき」とは一概に言えません。大切なのは、反対している人が「経験から語っているか」「不安から語っているか」を見極めることです。起業の経験がない人の「やめとけ」は、正確な情報ではなく不安からくる反応であることがほとんどです。自分の目で確かめてから判断することをおすすめします。

Q2. ドリームキラーへの対処法はありますか?

一番効果的なのは、「相談する相手を変えること」です。起業や事業について経験のない人に相談しても、選択肢は増えません。実際に結果を出している人、同じ方向を向いている仲間に話すことで、建設的な意見がもらえます。

Q3. 事業家集団は怪しいという噂は本当ですか?

僕自身、最初にネットで「詐欺」「マルチ」という書き込みを見て不安になりました。でも実際に先輩に会いに行ったら、全然違いました。ネットの情報だけで判断せず、実際に会って自分の目で確かめることをおすすめします。詳しくは別記事で体験談をすべて話しています。

事業家集団は怪しいのか。現役メンバーが体験談をすべて話します。 - 葛西侑人のブログ

Q4. 起業を学ぶのに初期投資は必要ですか?

必要だと思っています。筋トレのコーチに払うのと同じで、稼ぎ方を教わるなら対価を払うのは当然です。「お金をかけずに学べる」と思っているうちは、本気度が伴わず結果も出にくい。そのような投資は、自分への覚悟の宣言でもあります。

Q5. 事業家集団はどのようなコミュニティですか?

実際に事業をしている人たちが集まり、経営者としての在り方や原理原則を学び合うコミュニティです。僕自身、2023年6月から所属し、約3年間学び続けてきました。会社員をしながら「経営者マインド」を実践で身につけられる環境です。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。
公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

事業家集団は怪しいのか。現役メンバーが体験談をすべて話します。

「事業家集団は怪しいのか。現役メンバーが体験談をすべて話します」というタイトルと「事業家集団 葛西侑人」の名前が書かれたブログのバナー画像

はじめまして。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、6月に法人を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


「事業家集団って、怪しいよね」

ネットで検索すると、そんな言葉が並びます。僕も最初、まったく同じことを思いました。

今回は、3年間現役メンバーとして活動してきた僕が、その「怪しい」という疑問に正面から向き合います。良いことも、しんどかったことも、すべてそのまま話します。


1. 僕も最初、「怪しい」と思っていた

2023年6月、僕は事業家集団というコミュニティに誘われました。

「面白そうだな」と思った。でも、すぐにスマホで検索しました。

出てきたのは「詐欺」「マルチ」「怪しい」という言葉でした。

正直、冷や汗が出ました。「これ、大丈夫なのか?」と本気で思いました。

当時の僕は、会社員として営業の仕事をしていました。給料はそれなりにもらえていて、生活に困っているわけではなかった。でも、「このままでいいのか」という漠然とした違和感が消えなかった。

そんな状態で「怪しい」という情報を見たとき、「やっぱり関わらない方がいい」と思う気持ちと、「でも、何かが変わるかもしれない」という気持ちが、ぶつかり合っていました。


2. ネットの情報とリアルの先輩が、全然違った

そのまま判断するのをやめて、実際に会いに行くことにしました。

リアルで会った先輩は、ネットの情報とまったく違いました。

かっこよかった。

それが、最初の正直な感想です。

人の話をしっかり聞いてくれる。良いところを見てくれる。話が情熱的で、かつ論理的だった。自分の失敗も正直に話してくれる。強引に勧めてこない。

「こんな人になりたい」と思いました。

これが、僕が事業家集団に入ることを決めた理由です。

ネットの情報に書いてあったような「怪しさ」は、どこにもなかった。目の前にいた人が、ただ本気で生きている人だった。

「ネットの情報と、目の前のこの人。どっちを信じるか」

その答えは、明確でした。


3. 入って最初の半年、正直しんどかった

入ってよかった、とすぐに思えたわけではありません。

最初の半年は、しんどかった。

当時やっていたのは、一緒に事業をやるビジネスパートナーを探すことでした。でも、全くうまくいかなかった。

声をかけるたびに、断られた。

「興味がない」「自分には無理」「怪しいからやめた方がいい」

そんな言葉を、何度も何度も聞きました。

自己投資にお金を回すために生活費を切り詰めて、食費が1日100円になった時期もありました。それでも結果が出ない。「自分には向いていないんじゃないか」と本気で思いました。

辞めようと思ったことも、一度や二度じゃありません。

それでも辞めなかった理由は、先輩の存在でした。

しんどい時期も、先輩たちは本気で向き合ってくれた。「お前には無理だ」と言った人は、一人もいなかった。「もう一度やってみよう」と、一緒に考えてくれた。

その姿が、僕を踏みとどまらせてくれました。


4. 「断られた人」の言葉は正しかったのか

ここで、少し立ち止まって考えたいことがあります。

僕に「興味がない」「怪しい」と言って断った人たちは、正しかったのでしょうか。

結論から言うと、「怪しい」という判断は、間違っていたとは言えないと思っています。

ネットには確かにネガティブな情報があります。断られた人たちが見た情報も、僕が最初に見た情報も、同じだったはずです。

でも、僕は実際に先輩に会いに行った。断った人たちは、そこで止まった。

違いは、「自分の目で確かめたかどうか」だけでした。

「怪しい」と思うのは、理解できる反応です。でも、その判断をネットの情報だけでするのか、実際に会って自分の目で確かめてからするのか——それだけで、見える景色が変わります。

僕は今でも、断った人たちを責める気はありません。あのとき、実際に会いに行くことを選んだ自分が、たまたまラッキーだったのかもしれない。

でも、あの選択が今の自分をつくっているのは、間違いありません。


5. 3年間で起きた変化

しんどかった半年を越えて、少しずつ景色が変わっていきました。

先輩に言われた通りにやるようになった。自分流のアレンジをやめた。するとビジネスパートナーができ始め、事業の収入が動き始めた。

5万円、10万円、20万円、35万円——数字が積み上がるにつれて、自分への自信がついていきました。

数字以上に変わったのは、自分自身でした。

仲間が増えた。他人のせいにしなくなった。人生にわくわくするようになった。会社に依存しなくても生きていけるという確信が生まれた。

そして2026年5月末、会社員を卒業。6月に法人を設立しました。

3年前、「怪しい」と思いながら恐る恐る飛び込んだあの日から、こんな景色に変わるとは思っていませんでした。


6. 事業家集団は「怪しい」のか。僕の結論

「怪しいのか」という問いに、3年間の体験を踏まえて答えます。

僕の結論は、「まったく怪しくなかった」です。

ただし、正直に言います。向いていない人もいると思います。

事業家集団は、楽に稼げる場所ではありません。「教えてもらえる」「稼がせてもらえる」という受け身の姿勢で入ると、しんどいだけで終わります。

「怪しい」と言う人はどこかで「失敗したくない」と思っています。時間もお金もそんなにかけて成功の保証はあるのか?と信じる保証が欲しいんです。

でも、当たり前の話ですが、絶対に成功する保証なんてありません。保証は環境や仕組みに求めるものではなくて、自分自身で築いていくものです。

結局、挑戦できない人は自分を信じることができなかったんだと思います。「自分なら絶対に成功できる」という想いがあるかどうかで事業家集団をみた時のとらえ方は大きく変わると思います。

しんどい時期を乗り越えられたのは、先輩の存在があったからです。本気で向き合ってくれる人がいたからです。

そして、「こんな人になりたい」と思える先輩に出会えたことが、すべての始まりでした。

「怪しいかどうか」はネットでは判断できません。実際に会いに行って、目の前の人を自分の目で見てほしい。

ネットの情報ではなく、リアルの人間を見て判断してほしいと、僕は思っています。


※費用・自己投資の実態については、こちらの記事で詳しく公開しています。

事業家集団の「自己投資」 月15万は本当?実態・仕組み・リスクを現役メンバーが徹底解説

※マルチ商法との違いについては、こちらの記事をご覧ください。

事業家集団はマルチ?【公式】見解とESBIで読み解く評判の真実は?


よくある質問(FAQ)

Q1. 事業家集団は詐欺ですか?

詐欺ではありません。僕自身、3年間所属して事業所得35万円を達成し、法人を設立しました。ただし、「楽に稼げる」「教えてもらえる」という受け身の姿勢で入ると、費用だけがかかって結果が出ないケースもあります。自分の目で確かめてから判断することをおすすめします。

Q2. 事業家集団はマルチ商法ですか?

マルチ商法ではありません。マルチ商法の定義である「紹介料による報酬」の仕組みが存在しないためです。詳しくは別記事で解説しています。

Q3. 事業家集団に入るといくらかかりますか?

定額の「会費」や「月15万円」という費用は存在しません。何に投資するかは本人が判断するもので、月によって2〜3万円の時もあれば、20万円を超える月もあります。詳細は別記事で公開しています。

Q4. 向いている人・向いていない人はいますか?

向いているのは、本気で自分を変えたいと思っている人、結果を出すために素直に動ける人です。「稼がせてもらえる」「楽に稼げる」と思っている人には向いていません。僕自身、最初の半年はビジネスパートナーづくりで断られまくり、辞めようと思ったこともありました。それでも続けられたのは、先輩の存在があったからです。

Q5. 事業家集団はどのようなコミュニティですか?

実際に事業をしている人たちが集まり、経営者としての在り方や原理原則を学び合うコミュニティです。僕自身、2023年6月から所属し、約3年間学び続けてきました。会社員をしながら「経営者マインド」を実践で身につけられる環境です。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。

公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

20代で法人設立した話。手続き・費用・やって良かったこと全部まとめ

「20代で法人設立した話。法人設立の手続き・費用・やって良かったこと全部まとめ」というタイトルと「事業家集団 葛西侑人」の名前が書かれたブログのバナー画像


こんにちは。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、26歳で株式会社を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


「いつか会社をつくりたい」と思っている人へ。

法人設立って、難しそう。お金がかかりそう。自分にはまだ早い——そう思っていませんか?

僕も同じことを思っていました。でも実際にやってみると、思っていたより全然ハードルは高くなかった。

今回は、26歳で株式会社を設立した体験として、手続きの流れ・費用・設立してわかったリアルまで、全部まとめます。

 


1. なぜ20代で法人を設立したのか

会社員をしながら個人事業をやっていた3年間、ずっと「個人事業主」として活動していました。

でも、事業所得が35万円に達したタイミングで、次のステージを考えるようになりました。

「個人事業主のままでいいのか、法人化すべきか」

法人化を決断した理由は、大きく3つあります。

① 信頼性を上げたかった
個人事業主より法人の方が、取引先からの信頼度が上がります。会社名・代表者名が入った名刺を持つことで、商談の入り口が変わります。

② 税制面のメリット
個人事業主と法人では、税金の仕組みが異なります。売上が一定以上になると、法人化した方が税負担を最適化できるケースがあります。

③ 経営者としての覚悟を決めたかった
「個人でやっている」と「会社の代表としてやっている」では、自分の覚悟が変わります。法人設立は、自分への宣言でもありました。


2. 法人設立の手続き・流れ

僕は司法書士に依頼して株式会社を設立しました。自分でやる方法もありますが、手続きの複雑さを考えると、プロに任せて正解でした。

大まかな流れはこうです。

STEP1. 会社の基本情報を決める

  • 会社名(商号)
  • 本店所在地
  • 事業目的
  • 資本金の額
  • 役員構成

この段階で一番時間がかかります。特に「事業目的」は、将来やりたいことも含めて幅広く書いておくことをおすすめします。

STEP2. 定款の作成・公証人認証
会社のルールブックである「定款」を作成します。司法書士に依頼すると、この部分をまとめてやってもらえます。

STEP3. 資本金の払い込み
設立前に、発起人の口座に資本金を振り込みます。僕の場合は100万円を資本金として設定しました。

STEP4. 登記申請
法務局に登記申請書類を提出します。申請から登記完了まで、約1〜2週間かかります。

STEP5. 各種届出
登記完了後、税務署・都道府県・市区町村への届出、銀行口座の開設などを行います。

全体のスケジュールとしては、準備開始から登記完了まで約1ヶ月が目安です。


3. 実際にかかった費用:約30万円の内訳

法人設立にかかった費用は、合計約30万円でした。

主な内訳はこうです。

登録免許税:15万円
株式会社設立の登記にかかる税金です。資本金の0.7%(最低15万円)が必要です。

定款認証費用:約5万円
公証役場での定款認証にかかる費用です。

司法書士報酬:約7〜8万円
手続きを依頼した司法書士への報酬です。自分でやれば不要ですが、手間とミスのリスクを考えると、依頼する価値は十分あります。

その他雑費:約2万円
印鑑作成、各種書類の取得費用など。


設立後のランニングコストも把握しておくことが重要です。

  • 税理士費用:月2〜3万円程度(顧問契約の場合)
  • 法人住民税:年間最低7万円(赤字でも発生)
  • 社会保険料:役員報酬を設定した場合に発生

個人事業主と比べてコストは増えますが、それ以上のメリットがあると判断しての決断でした。


4. 設立して一番良かったこと:周りの評価が変わった

費用対効果で言うと、一番大きかったのは「周りからの評価が変わったこと」です。

個人事業主として活動していた頃は、「副業でいろいろやっている人」という見られ方でした。

でも法人を設立して、会社の代表として名刺を渡すようになってから、見られ方が変わりました。

「会社の代表」として、商談の最初から向き合ってもらえるようになった。

取引先との商談でも、「個人でやっている人」と「会社の代表」では、相手の姿勢が違います。信頼の土台が、最初から違うのです。

そして、プライベートでも変化がありました。

「26歳で会社持ってるんだ、すごいね」と言われるようになりました。

正直、最初はそれが嬉しかった。でも今は、それはまだスタートラインだと思っています。


5. 「会社を持っている」は通過点。次のステージへ

「会社を持っている」というのは、今の時代、20代でも比較的やりやすくなっています。

だから、それだけで満足してはいけないと思っています。

「20代で会社を持っている」→「こんな実績をつくった会社の社長」

これが、僕が次に目指すステージです。

会社を持っていることは、あくまで入口です。その会社で何を成し遂げるか。どんな価値を社会に届けるか。どんな実績をつくるか。

事業家集団で学んだ経営者視点の一つに、こういう原則があります。

「肩書きは手段であって、目的ではない」

会社の代表という肩書きを手に入れた今、3年以内にどれだけ実績をつくれるかが、次の本当の勝負だと思っています。


6. 20代こそ法人設立を恐れるな

最後に、「法人設立を考えている20代」に伝えたいことがあります。

手続きは、思ったより難しくない。 司法書士に依頼すれば、自分でやることはほとんどありません。

費用は、思ったよりかからない。約30万円で、会社をつくることができます。

変わるのは、自分の覚悟と周りの見る目。法人設立は、自分への宣言です。「本気でやる」という覚悟が、形になる瞬間です。

「まだ早い」「実績が出てから」と思っているなら、一度だけ問いかけてほしいことがあります。

「いつになったら、本気でやると決めますか?」

20代という時間は、思っているより短い。やると決めた人から、動き始めてほしいと思っています。


よくある質問(FAQ)

Q1. 20代で法人設立はできますか?

はい、年齢制限はありません。成人(18歳以上)であれば、法人を設立することができます。僕自身、26歳で株式会社を設立しました。「若すぎる」ということはなく、むしろ早く始めるほど実績を積む時間が長くなります。

Q2. 個人事業主と法人の違いは何ですか?

主な違いは3つです。①信頼性:法人の方が取引先からの信頼度が高い。②税制:売上規模によっては法人の方が税負担を最適化できる。③責任の範囲:法人は有限責任(原則として出資額が上限)、個人事業主は無限責任。事業規模や目的によって、どちらが適切かは異なります。

Q3. 法人設立にいくらかかりますか?

株式会社の場合、登録免許税(15万円)・定款認証費用(約5万円)・司法書士報酬(約7〜8万円)などを合わせて、約25〜30万円が目安です。僕の場合は約30万円かかりました。合同会社であれば登録免許税が6万円からと安くなりますが、信頼性の観点から株式会社を選びました。

Q4. 株式会社と合同会社どちらがいいですか?

費用を抑えたい場合は合同会社、信頼性・知名度を重視する場合は株式会社がおすすめです。僕は取引先からの信頼度と将来的な事業拡大を考えて株式会社を選びました。どちらが正解かは事業の内容や目的によって異なるので、司法書士や税理士に相談することをおすすめします。

Q5. 事業家集団はどのようなコミュニティですか?

事業家集団は、実際に事業をしている人たちが集まり、経営者としての在り方や原理原則を学び合うコミュニティです。僕自身、2023年6月から所属し、約3年間学び続けてきました。法人設立という決断も、事業家集団で経営者視点を磨いてきた3年間があったからこそできたと思っています。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に株式会社を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。
公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

広告ゼロで仕事が増えた。紹介が生まれる仕組みのつくり方

営業の仕事術。紹介が生まれる仕組みのつくりかた。事業家集団の葛西侑人。

はじめまして。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、6月に法人を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


今回は、仕事の仕組みづくりの話です。

広告費をかけずに、仕事を増やすことはできるのか。

結論から言うと、できます。僕は広告ゼロで仕事を増やしてきました。

その核心にあるのは、「紹介」という仕組みです。

紹介が自然に生まれる営業マンと、そうでない営業マンの違いは何か。実体験をそのままお話しします。


1. 広告なしで仕事を取ることの難しさ

事業を始めたばかりの頃、仕事を取るのに苦労していました。

会社の仕事は、会社のブランドと既存の顧客基盤がありました。「○○会社の葛西です」と名乗るだけで、ある程度の信頼が最初からついてきた。

でも個人で事業をやると、そのブランドがない。

広告を打つお金もない。SNSのフォロワーが急に増えるわけでもない。

「どうやって仕事を増やすか」が、最初の壁でした。

そこで気づいたのが、「紹介」という仕組みの強さでした。


2. ほとんどの人がやっていない、たった一つのこと

紹介で仕事を増やすために、まず僕がやったことはシンプルです。

「紹介してください」とはっきりお願いする。

これだけです。

「え、それだけ?」と思うかもしれません。でも、これをちゃんとやっている人は、実はほとんどいません。

多くの人は、「良い仕事をしていれば自然に紹介してもらえる」と思っています。もちろん、良い仕事は大前提です。でも、良い仕事をするだけでは紹介は生まれません。

なぜなら、お客様には紹介する「必要性」がないからです。

どれだけ満足していても、「紹介してほしい」と言われなければ、そのまま終わってしまう。紹介という行動を起こすきっかけが、相手にはないのです。

だから、こちらからはっきりお願いする。

「もし周りに同じような悩みを持っている方がいれば、ぜひ紹介していただけませんか」

この一言を、ちゃんと言えているかどうか。これが、紹介が生まれる人と生まれない人の、最初の分岐点です。


3. 「どう紹介してほしいか」を具体的に伝える

「紹介してください」とお願いするだけでは、まだ不十分です。

「どんな人を」「どう紹介してほしいか」を具体的に伝えることが、紹介の質と量を決めます。

僕がWEBマーケティング支援のお客様にお願いするときは、こう伝えています。


「WEBマーケティングをお願いしてるんだけど、こんな成果が出たよ。WEBでもっと集客が必要なら、情報だけでも聞いて損はないよ——そんなふうに、周りの方に話してもらえると嬉しいです」


ポイントは3つです。

① 成果を具体的に伝えてもらう
「良かったよ」という抽象的な言葉より、「こんな成果が出た」という具体的な事実の方が、紹介される側の興味が上がります。

② 紹介のハードルを下げる
「契約してほしい人を紹介して」ではなく、「情報だけでも聞いて損はない人を紹介して」という伝え方にする。紹介する側の心理的なハードルが大きく下がります。

③ 紹介する相手のイメージを明確にする
「誰でも」ではなく「WEBで集客が必要な人」と具体的に絞る。紹介する側が「あ、あの人かな」とすぐにイメージできるようになります。

この3つを意識するだけで、紹介の質が変わります。


4. 紹介をお願いするベストなタイミング

「紹介してください」とお願いするタイミングも、重要です。

僕が一番効果的だと感じているのは、「成果が出たとき」です。

お客様の満足度が最も高い瞬間は、成果が出た瞬間です。そのタイミングで紹介をお願いすると、自然な流れでお願いできる。お客様としても確信をもっておすすめできます。

成果報告をしながら、こう続けます。

「おかげさまでこういう成果が出ました。もし周りにも同じような悩みを持っている方がいれば、ぜひ紹介していただけませんか」

逆に避けた方がいいタイミングがあります。

契約直後や、まだ成果が出ていない段階での紹介依頼は、お客様に「売り込まれている」という印象を与えやすい。信頼関係が十分でないうちにお願いしても、紹介は生まれません。

まず成果を出す。その上でお願いする。この順序が大切です。


5. 紹介が連鎖する仕組みができると、何が変わるか

紹介で仕事が増えることの最大のメリットは、信頼が先に届くことです。

広告や飛び込みで取ったお客様と、紹介で来たお客様では、最初の信頼度が全く違います。

紹介で来たお客様は、すでに「信頼できる人から紹介してもらった」という前提を持っています。だから、話が早い。関係構築のスピードが全く違う。

そして、紹介で来たお客様がまた次の紹介を生んでくれる。この連鎖が起き始めると、広告ゼロでも仕事が増え続ける仕組みができます。

事業家集団の中で学んだ経営者視点の一つに、こういう原則があります。

「信頼は、お金で買えない最強の資産だ」

広告はお金で買えます。でも、紹介という形の信頼は、良い仕事とちゃんとしたお願いの積み重ねからしか生まれません。

だからこそ、時間はかかっても強い。


まとめ:紹介が生まれる仕組みの3ステップ

紹介を仕組み化するために、今日からできることをまとめます。

STEP1. 成果を出す
紹介の前提は、お客様に満足してもらうことです。良い仕事なしに紹介は生まれません。

STEP2. 成果が出たタイミングで「紹介してください」とはっきり言う
自然に任せるのではなく、こちらから明確にお願いする。これが一番大切なステップです。

STEP3. 「どんな人を」「どう紹介してほしいか」を具体的に伝える
紹介する側がすぐにイメージできるように、ターゲットと紹介トークを一緒に渡す。

この3ステップを繰り返すだけで、紹介が連鎖する仕組みが少しずつできていきます。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。

公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/

営業は「売る仕事」じゃなかった。事業家集団で学んだビジネスの本質

営業は「売る仕事」じゃなかった。事業家集団で学んだビジネスの本質  事業家集団 葛西侑人

こんにちは。葛西侑人といいます。

2022年からWEBマーケティング会社で営業職として働き、2023年6月に事業家集団というコミュニティに入って会社員をしながら個人事業をスタート。事業所得35万円を達成したタイミングで2026年5月末に会社員を卒業し、6月に法人を設立しました。

このブログでは、僕のリアルな体験をそのまま書いています。


今回は、営業の話です。

会社員時代、僕はずっと「なんで売れないんだろう」と悩んでいました。

でも今は、断られても全く気になりません。むしろ、断られることの意味が変わりました。

この変化のきっかけになった、ある一言についてお話しします。

1. 誰にでも売ろうとしていた頃の話

営業を始めた頃の僕は、とにかく「全員に売ろう」としていました。

目の前にいる人全員が、潜在的なお客様に見えていた。きちんと説明すれば絶対に必要なことに気付いてくれて契約してくれるはず。そう思って、アポに臨んでました。

でも、結果は思うように出ませんでした。

当時の僕の頭の中は、常に「どうやって売るか」でした。

どう説明すれば買ってもらえるか。どう話せば断られないか。どうクロージングすれば契約が取れるか。

相手のことを考えているようで、実は「どうやって自分が売るか」しか考えていなかった。今振り返ると、そういう状態でした。


2. 断られるたびに「自分が下手だ」と思っていた

誰にでも売ろうとしていた当然の結果として、断られることが多かったです。

断られるたびに、僕はこう思っていました。

「なんで売れないんだろう。自分は営業が下手なんだ」

今思えば、これは完全に見当違いでした。でも当時は本気でそう思っていました。断られるたびに自信を失って、また次の商談に臆病な状態で臨む。悪循環でした。

メンタルも消耗していきました。

「断られること」が怖くて、商談の前から緊張する。提案に自信が持てないまま、腰が引けた状態で話す。相手にもそれが伝わる。また断られる。

この繰り返しでした。


3. 「求めてる人に求めてるものを提供する。それがビジネスだ」

転機は、事業家集団のメンターから言われた一言でした。

「求めてる人に求めてるものを提供する。それがビジネスだ」

最初に聞いたとき、正直「当たり前のことじゃないか」と思いました。

でも、自分の行動を振り返ってみると、全くできていなかった。

僕がやっていたのは「求めていない人にも売ろうとすること」でした。ニーズがあるかどうかを確認する前に、とにかく説明して、提案して、クロージングしようとしていた。

これは営業ではなく、押し売りだったのです。

ビジネスの本質はシンプルです。求めている人を見つけて、求めているものを届ける。それだけ。

この考え方が腹に落ちた瞬間、今まで抱えていた悩みの構造が全部変わりました。


4. 考え方が変わったら、営業が変わった

「求めてる人に届ける」という視点を持ってから、営業の動き方が変わりました。

まず、「誰にでも売ろう」をやめました。

最初にやることは「この人にニーズがあるか」を確認すること。ニーズがない人に時間をかけるのではなく、ニーズがある人を探すことに集中するようになりました。

そして、断られたときの受け取り方が変わりました。

以前は「断られた=自分が下手だから」と思っていた。

でもそれからは——

「断られた=この人にはニーズがなかっただけ」

これだけです。

自分の能力の問題ではなく、単純にマッチングの問題。ニーズがない人に断られるのは、当たり前のことです。落ち込む必要が何もない。

この考え方に変わった瞬間、メンタルが劇的に楽になりました。


5. 営業は「売る仕事」じゃない。「届ける仕事」だった

考え方が変わった結果、数字も変わりました。

断られてもメンタルが消耗しなくなったので、良い状態で次の商談に臨めるようになりました。提案に自信が持てるようになったので、腰が引けた状態で話すことがなくなった。

良いメンタルで数を追えるようになって、契約数が増えました。

やっていることは同じです。でも、前提にある考え方が変わった。

それだけで、結果が変わったのです。

営業は「売る仕事」ではありませんでした。

「求めている人を見つけて、求めているものを届ける仕事」——それが営業の本質だと、今は確信しています。

もし今、営業で「なんで売れないんだろう」と悩んでいる人がいたら、一度だけ問いかけてほしいことがあります。

「あなたは今、売ろうとしていますか?それとも、届けようとしていますか?」


よくある質問(FAQ)

Q1. 営業が苦手な人でも成果を出せますか?

苦手の多くは、ニーズのない人に売ろうとしていることから来る消耗だと思います。「求めている人に届ける」という視点に切り替えると、営業への恐怖感が大きく変わります。僕自身、断られるたびに落ち込んでいた状態から、断られても気にならない状態に変わりました。

Q2. ニーズのある人をどうやって見つけるのですか?

最初の会話でニーズを確認することです。説明や提案より先に、相手が何を求めているかを聞く。ニーズがなければ深追いしない。ニーズがある人に集中して時間を使う。これだけで、営業の効率が大きく変わります。

Q3. 断られることへの恐怖はどうすれば消えますか?

「断られた=自分が下手だから」という解釈を「断られた=この人にはニーズがなかっただけ」に変えることです。断られることは、マッチングの結果であって、自分の能力の問題ではありません。この考え方が腹に落ちると、断られることへの恐怖が自然と消えていきます。

Q4. 事業家集団では営業についても学べますか?

はい。僕が今回お話しした「求めてる人に求めてるものを提供する」という考え方も、事業家集団のメンターから学んだものです。ビジネスの原理原則として、営業だけでなく事業全体に通じる視点を学ぶことができます。

Q5. 事業家集団はどのようなコミュニティですか?

事業家集団は、実際に事業をしている人たちが集まり、経営者としての在り方や原理原則を学び合うコミュニティです。僕自身、2023年6月から所属し、約3年間学び続けてきました。営業・ビジネス・自己投資など、経営者として必要な視点を体験ベースで学べる環境です。


執筆者:葛西 侑人

26歳、東京在住。WEBマーケティング会社での営業職(2022年4月〜2026年5月)を経て、事業所得35万円を達成したタイミングで脱サラ。2026年6月に法人を設立し、経営者として本格始動。事業内容はイベント企画・営業代行・マーケティング支援。2023年6月より事業家集団に所属。好きなものは、サッカーと仲間と飲むお酒。


本記事は、事業家集団で大切にしている経営者視点・原理原則の一例です。

公式HP https://www.jigyokasyudan.jp/